事業概要:持続可能な循環型農業をめざして

わたしたちはグループ全体で循環型農業をすすめています。地元の飼料を供給した安全で安心な牛乳を生産する、フジタファーム。フジタファームの堆肥を使用し、化学肥料を減らし農薬も減らして安心で安全なお米を生産する、米工房いわむろ。フジタファームの牛乳を使用したソフトクリームやジェラートを提供する、レガーロ。自家産牛、地元野菜と米を使用したメニューが特徴の農家レストラン、ラ・ビステッカです。
循環型農業-組織図

有限会社フジタファーム

昭和29年、父(藤田光男)が1頭の乳牛を飼い始めたのがフジタファームの始まりです。

現在の代表(毅)は、昭和54年に帯広畜産大学を卒業後、札幌郊外の牧場で1年間実習し、就農しました。
地域との関わりを大切に家族営農をしてきました。

有限会社米工房いわむろ

農業は20世紀後半に入り、機械の導入や化学肥料、農薬などの飛躍的な進歩のおかげで、
効率化と重労働からの脱却をはかり、生産性と品質を想像以上に向上させてきました。

岩室村では、 弊社代表も含め若手農家が <岩室農業を考える会> を作り交流してきましたが、
農業発展と引き換えに昔は水田にいた生物がいなくなってしまう環境変化に疑問を持ち始めました。

これが農業の飛躍的進化といえるのだろうか?

株式会社藤田牧場

平成28年8月 、フジタファームグループの共同出資と国からのファンドで出資を受け株式会社藤田牧場を設立。
弊社が経営する「La Bistecca」は、国家戦略特区の規制緩和で農地にできた、日本で最初の農家レストランです。
循環型農業の集大成として、グループの食材を中心に地域の農産物をふんだんに使用したオリジナルメニューを提供します。

環境保全型農業の取組みについて。 フジタファームは、牛の飼料の栽培から取り組み、「見える産地」「安全で高い品質」にこだわっています。また、地元農家の有限会社米工房いわむろと契約栽培し、飼料用稲、デントコーンをサイレージにして通年供給しています。米工房いわむろでは、乳牛の排泄物も堆肥として田畑に投入し、コシヒカリの生産もしています。資源を循環させる、環境保全型農業に取り組んでいます。牛乳は、風味を活かすため低温殺菌(67℃で30分)し、新鮮なままチーズやジェラートに加工します。収穫したお米は、食卓ヘ並びます。
環境保全型農業の取組み